Webマーケターの書評日記

書評を中心にWeb業界の事や時事ネタ等、色々と書いていきます。

2013年を振り返って(Web広告代理店に転職した話がメインになるかと)

今年は自分の人生の中でもトップクラスに濃かった一年でした。

前職の退職交渉から始まり、3月の海外一人旅、4月に今の会社に入社、

そして12月まで喜怒哀楽に満ち溢れた怒涛の日々を過ごして来ました。

そこで自分の備忘録としても、クオータ毎にまとめてみようと思います。

 

1-3月:退職交渉~海外ひとり旅~退職

年始から私の退職交渉は始まりました。

これが本当に憂鬱だった。

 

ファーストステップとしては直属の上司を会議室に呼び出して退職する旨を言うのですが、OKもらうまではけっこう苦労しました。

前職では、直属課長ー直属部長ー事業部長ー企画部長ー人事という流れで面談を行い、(私の場合)最後の人事でOKが出ると退職交渉成立となります。

この間に考え直せ的な形で色々と良い条件のお話(行きたい部署orグループ会社への異動調整)も頂けたり、自社の良さを語られたりしますが、その時の自分は頑なに拒んでいました。

※今思うと非常に魅力的なオファーもあったなぁと思うのが正直なところですw

 

と、なんとか人事までOKもらえましたが、OKでたのは2月の中旬くらいと、実に1カ月半くらいの期間を要しました。

私の場合は比較的穏やかに交渉が進みましたが、人によっては退職意思を翻すまで、部屋に軟禁されたり、新しい会社にいっても成功できると思うなよと、脅しまがいの事をされたりする人もいるので、まぁ比較的平穏で良かったです。

 

そして次の問題は余った有給をどう消化するか。

 

4月に入社が決まってたので、3月丸々一ヶ月休めるのですが、この希望を伝えるのも非常にきまずかったです。(忙しいチームだったので)

この有給消化交渉には大きく分けて3パターンあると思ってます。

 

  1. 堂々とお願いする(だって有給は権利だもん!)
  2. まとまった時間で勉強したい等の理由を添えて、お願いする
  3. 何も言えず退職ギリギリまで働いちゃう

 

私の場合は「2」でした。

という事でどうにか試行錯誤して3月は有給いただき、NYに一人旅行ってきました。

3月のNYはめちゃくちゃ寒いし、基本ずっと一人だし、けっこうな、それはけっこうな苦行でした。

空港からマンハッタンまでタクシーで行ったのですが、料金120$くらいをぼったくられ(安全と言われる色(黄色)のタクシー乗ったのに、通常70$くらいらしい)、着いたホテルはけっこうな狭さ&ボロさでいきなりテンションガタ落ちした事を鮮明に覚えています。しかも風呂場にはアリさんが・・・

と、スタートいきなりつまずき、基本観光とかそんな好きじゃないので、ずっとホテルで寝てたい衝動に駆られたのですが、ここは心を鬼にして、期間中は色んなスポットへ行きました。

また夜ホテル帰ってからはひたすら大量に持っていった本を読んでました。

長谷部の「心を整える」で必要以上に心を整えまくり、初めて村上春樹にも手を出し、1Q84読みました。

伏線張られまくりで、ほとんどそれを回収しないで終わるという春樹ワールドに翻弄されながらも、期間中の読書は寂しい心の拠り所でしたw

 

なんとか旅も終盤を迎え、帰りはタクシー使うものかと電車で空港まで行ったのですが、10$もかからず、私はこの旅で110$分成長したなぁと物思いに耽りながら、故郷日本への岐路につきました。

 

そしてここから4月の入社へと続くのですが、思ったより長編になりそうなので、分けて書こうと思います。(誰が読むんやねんというつっこみはなしでw)