Webマーケターの書評日記

書評を中心にWeb業界の事や時事ネタ等、色々と書いていきます。

書評:明日を変える働き方

本日はこちらをご紹介します。

 

「このままでいいのか」と迷う君の 明日を変える働き方 著:金井壽宏

  

現代は、黙っていれば給料が上がり管理職になれる時代は終わりを迎えつつあり、単純労働はどんどんオフショアされ、代替可能な業務に従事している人はさらなる低賃金でないと働けなくなる時代になってきている。

なので皆さん、明確な夢・目標を持ち自分だけのバリューを発揮し、グローバルに働ける人間になれないと、これから先にくる超格差社会の下の人間になってしまいますよ。

 

と、最近のビジネス系の本や記事ではこんな内容をよく目にします

 

これ大部分正しいと思いますし、そんな時代に生まれた自分達を「チャンス」と思うか「不幸」だと思うか、それは人ぞれだと思います。

 

ここで言える事としては、皆が皆上記の様なスーパーグローバルビジネスマンになるべくして努力する事=人としての幸せになれるってわけではないという事だと僕は思います。

 

人それぞれ何に幸せを感じるかは違います。

仕事に幸せの多くを求める人もいれば、仕事は仕事と割り切り、プライベートに幸せの大部分を求める人もいる。

 

本書は仕事に対して色々な価値観を持つ人にフォーカスし、そのキャリアを肯定し、個々人にとって最も幸せな働き方とは何なのかという事について書かれております。

 

学生や20代の人がこれを読めば、改めて自分の人生にとっての仕事について深く向き合い、考える機会となるのではないでしょうか。

 

私個人としては人生の大部分を仕事に費やすという事はほぼ間違いないとおもうので、常に情熱を持って仕事に取り組み、きつくともその先にある成果や喜びを求めながらやっていきたいですね。